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角が丸い四角形ラグは優しいイメージに
角丸四角形ラグ(かどまるしかっけい)

 


プチミッドセンチュリーを演出しちゃおう!「角丸ラグ」で。

なぜ人は「優しい」というイメージを、インテリアで感じとる事ができるのでしょうか。
素朴な疑問ですが、なかなか答えられる人はいないかと思います。そこで、これから挙げる例題で総合的に感じ取って頂ければ答えが見えてくるかも知れません。それでは早速ご紹介します。
 

角の丸い四角形ラグ 角丸四角形 ミッドセンチュリーなラグ カーペット
角丸長方形ラグ/カラー:モス
 

丸みに「優しい」と感じるイメージの根源はどこにある?



例1:家具

モダン家具は、スチール系素材やガラス素材など用いて、直線的なラインで統一された家具を指すことが多いです。そのシャープな感じを都会的なイメージと感じることが狙いかも知れません。一方、子供はどうでしょうか?椅子に立ち上がったりテーブルの上で飛び跳ねたり本来の使い方ではなく、大人では想像もつかない危険な事も平気でします。そうなったら怪我なども絶えず起こり、親御さんにとって安心できないですよね。ですから、そのような事故、怪我など未然に防ぐために子供用家具というのは角が丸くできているのです。言うなれば優しい設計という表現をして良いかも知れません。

 

例2:石の形状

地層から発掘されたり、土砂の中から出て来た摩耗されていない石や岩は尖ったものが多いです。
一方、河原の石を思い出してください。どの石も川から流されて、石と石がぶつかり合って、次第に丸みをおびてきます。
硬いのに、丸みがあって優しい感じをお持ちでしょう。

 

例3:人の態度

石をたとえに人を指す表現で「尖った人」、「角がとれた人」といいますね。
「尖った人」とは、会話中、言葉の節々にきつく感じるような表現をしてくる人、意見に対して攻撃的に相手を批判するような事ばかり言う人をそう表現したりします。一方、「角がとれた人」とは、何事もやわらかく話したり、相手への接し方自体がトラブルにならないように優しく接したりできる人を指す表現です。

 

経験から作り上げた人のイメージ

人はこのように見た経験から、イメージというものを作り上げる事ができる生物です。
なので、何か尖ったもので痛い思いをしてしまったら「痛そう」というイメージができてしまうし、風船で遊んで不意に破裂してビックリしてしまったら、もう風船は「割れるもの」だから、むやみに触らないように注意しよう・・・なんてご経験は少なからずあるかと思います。

そうなんです。「優しい」というイメージは皆さんがこれまで生きて来た経験からくるもので、角がとれたものを「優しい」と感じるのです。無駄な形状は省いて最小限のシンプルさを表現するコンテンポラリーデザインでは、「優しい」というイメージはなかなか表現できません。

逆に、1945年〜1969年頃にアメリカで人気が出たミッドセンチュリーデザインという呼び名のインテリアスタイルは、角が丸い家具や照明、ファブリック柄など「優しい」カタチのデザインがとても多いです。日本にもミッドセンチュリーデザインが入ってきて、今でも根強いフアンもいらっしゃいます。これを読んでいる方の中でも、たまたま「ミッドセンチュリー」で検索して、このページにたどり着いた方もいるかも知れません。

優しいイメージを持つ「角丸四角形ラグ」は、シンプルなミッドセンチュリーデザインのラグといっても良いかも知れませんね。
そんなに拘った、徹底的なミッドセンチュリーデザインではなく、ミッドセンチュリーデザインっぽい「プチミッドセンチュリー」なんてテーマでインテリアをまとめるのも楽しく快適に過ごせると思うので、イメージのご検討候補に入れられてはいかがでしょうか?

文末までお読み頂きありがとうございました♪

 

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